
手仕事と技術が織りなす、プリーツという造形美
一枚の布に、命を吹き込む。
手仕事と技術が織りなす、プリーツという造形美
プリーツは、ただ折り目をつける加工ではありません。
素材を見極め、熱や湿度を読み、人の手で表情をつくり上げる造形です。
福岡県のオザキプリーツは、半世紀以上にわたり、伝統的な手仕事と独自の技術を融合させながら、プリーツの可能性を追求してきました。
パドカレが大切にする、天然素材の風合いを生かしたやわらかな表情も、こうした職人たちとの対話から生まれています。
手仕事だから生まれる、自然な表情
工場の壁一面に並ぶ「カルトン」と呼ばれる型紙。
その一枚一枚には、素材ごとの特性や、幾度もの試作を重ねてたどり着いた職人の経験が刻まれています。
プリーツは、この精緻な型紙に沿って生地を一折りずつ丁寧に畳み、熱を加えながら形を定着させることで生まれます。
オザキプリーツでは、職人が指先の感覚を頼りに生地を折り込み、わずかな力加減やリズムによってプリーツの表情を整えていきます。
均一であることだけを目指すのではなく、手仕事だからこそ生まれる自然な揺らぎを残すこと。
それが、布にやわらかな陰影や動きを与え、着る人の身体になじむ豊かな表情につながっています。
一方で、その美しさを支えているのは、長年使い続けてきた専用機械と独自の技術です。
熱や圧力、送り速度は素材によって細かく調整され、季節や湿度の変化までも考慮しながら仕上げられます。
さらに、約20年をかけて開発した独自の特許技術「MAX PLEATS」により、綿や麻、デニムといった天然素材にも、美しいプリーツを長く保つことが可能になりました。
パドカレとのものづくりでは、完成形を一方的につくるのではなく、「この素材をどうすれば最も美しく見せられるか」をともに考え、何度も試作を重ねながら仕上げていきます。
熱のかけ方、シワの表現に至るまで細かな対話を繰り返し、ブランドが描く世界観を一着の服へと落とし込んでいく。
その工程は、加工というよりも、職人とブランドによる共同制作に近いものです。
オザキプリーツでは、プリーツを「古代からの贈りもの」と考えています。
古代エジプトから受け継がれてきたその技法は、布に立体と動きを与え、着る人の所作まで美しく見せる知恵でした。
その歴史を受け継ぎながら、手仕事と新しい技術を重ね、一枚の布に命を吹き込む。
時代が変わっても色褪せない美しさを追い求める、その静かなものづくりが、パドカレの世界観を支えています。
天然素材プリーツという不可能に挑み、その道を切り拓いた創業会長の熱い情熱。
その意志を受け継ぎ、自ら編み出した機械改造や最新技術を積極的に導入することで、高い効率化と妥協なき品質向上を両立させる社長。
そして、会長・社長とともに長きにわたりともに歩み、その高い理想を現場で形にし続けてきた工場長や副工場長をはじめとする、熟練の職人たち。
伝統と革新を両立させながら、彼らは今日もさらなるプリーツの可能性に思いを寄せ続け、パドカレが目指す、時代に左右されないものづくりを支え続けています。
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no.4591 Romantic Travel ボリュームドレス
半永久的に美しいプリーツを保つ。
たたんでも、丸めても、その表情は変わらない。














